頭の中のワーキングメモリに頼らない仕組みづくりと、ツールに溺れない工夫

先日、朝に手帳を書いても、日中になかなか見られない、という悩みについて書きました。

この悩みは特に、体調不良等で思うように動けない日に、顕著になります。

具体的には、その日にやるべき細かなタスクを、すっかり忘れてしまうのです。手帳にはっきり書いてもダメ。

体調バッチリの時は「手帳を見よう!」と意識が働くのですが、体調不良のときは、そんな意識すら持てません。

体調不良で、思うように身体が動かない日でも、やるべきことを忘れないようにする仕組みが必要です。

現状把握

私はこのごろ、一日の大まかなスケジュールとタスク管理を、頭の中のワーキングメモリに頼っていました。

今日のやるべきことはAとBとC。
 AをしてからCの仕込みをしつつ、Bにとりかかろう。Bが終わったらCをしよう。

といった流れを、頭の中に作った上で、流れに沿って動くイメージです。

やるべきことと、その日のスケジュールを加味した上で組み立てていくのですが、頭の中で記憶できるくらい内容が少ないと、頭の中で完結してしまいがちになります。あるいは、内容を書き留める暇がないときにも。

「子育て」が日常生活に入り込まないうちは、それで十分でした。

しかし、絶賛子育て中の今は、ひとつでもイレギュラー案件が発生すると、いつも出来ていたことが、とたんに出来なくなってしまう事態になっています。

子育ては楽しいけれど、思ったより大仕事だ、ということを思い知らされます。

タスク管理アプリを再度、使ってみる

子どもが生まれる前まで、タスクシュート式のタスク管理アプリ「たすくま」を使っていたのを思い出しました。

育児は予定通りにいかないことだらけなので、記録と管理は意味をなさないだろう、とすっかり使わなくなっていたのですが、以下の点で役に立つのでは、と考えました。

  • ルーティンワークを取りこぼさない
  • やるべきタスクを思い出させてくれる
  • やりたいことが出来るかどうか、の見積もりができる(見通しが立つ)

タスク管理アプリ、使い始めで注意すること

こういった類のものは、習慣化と、ツールを使いこなすためにも、使うことをやめないことが大事だと言われています。

ただ、なんとなく使っていると「ああ、私はちゃんとやっている!」と、単なる自己満足に浸りがちに。

今までの私がそうでした。完全に目的を見失い、なりたい自分へ近づくにはどうすればいいか?という観点で、見直しが出来ていませんでした。それで、結果が出ない→使うのをやめてしまう、ことが続いていたのです。

自分はどんな結果を得たいか?に徹底的にこだわる。その上で、日々PDCAサイクルを回していく。これが大事だと思います。

さいごに

やるべきことを忘れてしまっても、必要最低限のことをやっていて、生活や仕事に支障がなければ、それでいいじゃない。もちろん、時にはそんな考え方も必要です。

でも、私は最低限の暮らしをしたい訳ではありません。やりたいことをやることが、自分自身を輝かせることなので、時間の制約があってもチャレンジしたいことなのです。

ただ、ツールに溺れてしまうことは避けたい。結果にとことんこだわり、ツールとうまく付き合っていきたいと思います。

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