人生を積み上げていけるよう、やりたいことを忘れない工夫をする

夢を叶えるには、毎日の積み重ねでしかない。

ふっと空き時間が出来たとき、ただちに作業にとりかかれるようにしておくことも重要だが、やりたいことは何だったか、忘れないようにするための工夫もとっても大事だ。

人間は忘れる生き物なので、忘れずに居続けることって結構大変なんじゃないかと。

そう思うのは、私は最近、もの忘れが一段とひどくなっているからだ。洗濯物は洗濯機に回して干すのを忘れることが何度もあるし、この間なんて、なんと夕食を作り忘れていた!

産後のホルモンバランス変化によるものだとも思うのだが、何か対策を考えねば・・。

手帳に手書きで頭脳にインプット

ブレイン・プログラミングという書籍に以下の文章がある。

手書きする動作は、文字をキーボードでタイピングする動作に比べてはるか多くの種類の神経を使っている。脳の神経が活性化されて、目標達成へ向かうようになる。

書籍はこちら。

頭でぼんやり思い浮かべているだけだったり、スマートフォンやパソコンでメモしているだけでは、後で見返したりすることもなかなか出来ないもの。手で書いて、脳に定着させることって、大事なのだな。

これからは、前日の夜、あるいは当日の朝に手帳を開き、やりたいことを書きこもうと思う。

やりたいことをブレイクダウンする

たとえば「お菓子づくり」をやりたいこととすると、それを実現するには、いくつかのステップを踏む必要がある。

  1. 作りたいお菓子を決める
  2. レシピを入手する
  3. 必要な材料を揃える
  4. お菓子をつくる時間を確保する
  5. 作業スペースを確保する
  6. 材料を計量する
  7. 実際につくる

このとおり、実際につくるまでにいくつかのステップが存在するのだが、忘れないようにするには、これらのステップを予め明確にしておくことが重要だ。

もし漠然と「お菓子をつくる」ままにしておいたら、

さあ作ろう!→さて今何をするんだっけ?

と考える時間がうまれる。

特に、小さい子がいる状況では、この「迷いの時間」を最小限にしておきたい。

何故かというと、その間に子が泣きだし、子をあやすのが終わったあと、お菓子づくりの最初にすることを思い出すことからスタートしなければいけないからだ。そうなると、面倒なことはつい先送りになってしまうし、緊急度の低いものはそのうち忘れてしまう。

でも、やりたいことをブレイクダウンしておき、最初の「とっかかり」をつくっておけば、その後やることも芋づる式に思い出し、最後まで忘れずにやれる確率が高くなる。

また、あらかじめ必要なステップを想定し、事前に準備しておけば、やることへのハードルがグッと低くなる効果もある。

朝のうちに「必要な道具」をセッティングする

日々の生活に追われていると、やりたいことをいちいち思い出すこと、やるために必要な道具を準備するのがおっくうに感じることがある。

そこで、朝のうちに「その日やりたいことをやるために、必要な道具」をセッティングしておくとよい。

例えば、洋裁をやりたいなら、机の上にミシン、近くにアイロン台をセット。作りかけの作品も机の上に置いておく。

このように下準備をしておけば、家事や子育てに追われていても、ふと時間が出来たとき、その風景を目にするだけで、やりたいことへと意識が向かえると実感している。

さいごに

夢を叶えるには、強い情熱を持ち続けることが大事なんじゃないかと思う。片時も忘れないほど強い想いを持っていれば、夢を叶えられる可能性も高くなる。

でも実際は、日々の生活に悩殺されて、やりたいことや夢を思い出す余裕を持てない場合が多いだろう。

だからこそ、この記事で紹介したような工夫を駆使して、やりたいことや夢を諦めないようにしていきたいのだ。

 

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