やりたいと思っているけれども、もう何ヶ月も、何もやれないまま放置されていることがあります。
それらの多くは、別にやらなくても問題ないことですが、中には、やりたいことの実現のためにやらないといけないこともあります。
やりたいことの実現のためにやらないといけないことは、なんとかして前へ進ませたい。
そんなとき、私がやっている行動について書きました。
物事を進ませるには、まず「面倒だと思うところを見極める」
「やりたいことの実現のためにやらないといけないこと」を始めるとき、とっても面倒だな…とつい、感じてしまうもの。
私は「面倒だな…」と感じたときに、まず
「どこがいちばん面倒なのか」「どこにいちばん時間がかかるのか」を考えるようにしています。
具体的には、以下の流れで。
- やらないといけないことを、さらに細かなタスクに分解する
- その中で、最も面倒なタスクを見極める
- 最も面倒なタスクは、なぜ面倒なのか?苦手と感じるところはないか?を徹底的に考える
- 工夫を凝らして、やれるように工夫をする(いかに気持ちよくやれるか、を真剣に考える)
「どこがいちばん面倒なのか」は人によって違います。ここをしっかり押さえておくことで、自分に合った、前へ進むための最短ルートが見えてきます。
ここでは「ブログを書く」を例に、説明してみようと思います。
1. やらないといけないことを、さらに細かなタスクに分解する
「ブログを書く」という大きなタスクを、さらに細かく分解します。
- 記事になりそうなネタを考える
- 記事に盛り込みたい内容を挙げていく
- 盛り込みたい内容から文章の構成を考える
- 構成に沿って文章をさらに膨らませていく
- 文章を組み立てる
- タイトルを考える
- 写真を用意する
ざっくり分解すると、このようになります。
2. その中で、最も面倒なタスクを見極める
私の場合は「構成に沿って文章をさらに膨らませていく」ことが、最も面倒に感じており、時間も多くかかることが分かりました。
3. なぜ面倒なのか?苦手と感じるところはないか?を徹底的に考える
ここを考えるのが、いちばん大変なのですが、大切なところです。
今回のケースでは、自分の状況と照らし合わせて考えていった結果、2つの要因が浮かび上がりました。
(1)環境が整っていない
私が構成に沿って文章を膨らませていくためには、静かな集中できる環境がほしいと思っています。
ひとり集中できる環境で、頭の中にある言葉を拾い集め、手書きで思考整理しながらまとめる必要があります。
しかし、日中は、ひとり集中できる環境がなかなか手に入らない。そのため、面倒でつい、後回しにしてしまいがちです。
(2)苦手を感じる
私は、自分の考えていることを、わかりやすい文章に変換することに、ひどく時間がかかってしまいます。文章で表現すること(ものを書くこと)に苦手意識があります。
苦手なことに着手しているときはいつも、なかなかうまくいかないし、時間もかかるから、嫌になって、やめたくなってしまいます。
ですが、ブログを書くことは、やりたいことに含まれるため、どうしても向き合わなくてはいけません。
4. 工夫を凝らして、やれるように工夫をする(いかに気持ちよくやれるか、を真剣に考える)
そこで、上記2つの問題を同時に解決できそうな行動を考えました。
「毎日早起きして、家族が起きてくるまでにブログを書く」です。
- 早朝は家族がまだ起きていないので、ひとり集中する環境が整っている
- 朝は気持ちが上向きやすく、苦手意識に押しつぶされにくい
さらに、早朝は、ブログを書く上で最も面倒なタスクである「構成に沿って文章をさらに膨らませていく」時間に充てます。
それ以外のタスクは、朝以外の隙間時間を使って、少しずつ完了しておきます。早朝に「構成に沿って文章をさらに膨らませていく」ことに集中できるよう、それ以外の時間帯で十分準備をしておくことにします。
苦手意識を感じる余地をなくすには、仕組み化と習慣化です。
毎朝決まった時間にやることを決めておいて、習慣にすれば、そのうち身体が自然と動くようになります。
さいごに
今までなかなかやれなかったことを、工夫することでやれるようになったら、とっても気持ちがいいものです。
私はこの、気持ちがいい瞬間を何度でも味わいたい。
これからもたくさんの困難に出くわすと思いますが、諦めずに、自分でも出来る工夫を凝らしていきたいです。