「自分のキャリアは終わってる」と感じていた私が、キャリアを諦めない生き方を選択する

娘が1歳半になるぐらいのタイミングで、私は職場復帰することに決めました。

育休を長くとるつもりが、路線変更

当初は、育休を長くとるつもりでいました。

以下の記事にも書いています。

育休を長くとろうと思った理由は、実はもうひとつあります。

(上記の記事では触れていなかったので、これから書きます)

「もう自分のキャリアは終わってる」と感じていた

私は30代半ばになっても、冴えない生き方をしている…とずっと思っていました。

30歳でキャリアダウンの選択をしたためか、成長が止まったかのような感覚になっていました。

職場は穏やかで人間関係も良好。だが、自分自身に劣等感を感じる日々。

自分の力を発揮できない、仕事をしている時間が苦痛で仕方ない。

そのうえ、小さい子を抱えながら仕事をするとなると、

これからのキャリアアップは絶望的ではないか!?と思ってしまいました。

もう、自分のキャリアは終わっている。

だから、休めるうちにたくさん休もう。今のうちに、今後の身の振り方をしっかり考えよう、と思っていました。

育休中に、考え方が変わった

育休中は、自分のキャリアを考えるよい機会になりました。

育児でてんやわんや…とはいえ、仕事をしていた時と比べ、ひとりで考える時間は十分にありました。

仕事人生を中心に、これまでの生き方を振り返り、

人生が暗転する前に、どんな行動や考え方をしていたのか、が見えてきました。

  • 仕事を始めてから「どうせ社会なんて、そんなもの」「どうせ自分の人生、そんもなの」と、すぐ諦めるようになってしまった
  • やってもやらなくても結果は変わらないなら、別にやらなくても同じだから、やるだけ体力の無駄だと思っていた
  • できるだけ疲れたくないので、全力投球することをやめてしまった

きっかけは、職場でパワハラを受けた、自分のやっていることで成果を出すのは極めて困難な状況になる、など、色々あるものの、こんなになってしまったのは、自分の責任なんだな、と実感しました。

自分の情けなさと向き合い、感じたこと

これまでずっと、自分の情けなさに向き合うことを避けていました。

自分の無責任さ、無能さに押しつぶされてしまうと、動けなくなり、何も出来なくなってしまうと思い込んでいたからです。

でも、実際に向き合ってみると、なぜか「悔しさ」のほうが勝ったのです。

今までずっと、他人の目を気にしすぎてしまったり、他人優先、他人軸で生き過ぎてしまった。

今までずっと、若い頃に受けた心の傷が、成長を止めてしまっていた。

そう思うと、あまりにも悲しいし、悔しいです。

今ここで、自分のキャリアを諦めない

以上のプロセスを経て、ようやく、こう思えるようになりました。

いまここで、自分のキャリアを諦めなくてもいいのではないか?

ずっと仕事で結果を出せなかった自分、仕事が面白いと一度も感じたことのない自分を、もうやりたくないのであれば、ただ、今までと違う行動をすればいいのではないか。

今まで勝手に、自分のスキルの頭打ち感を感じていたけれど、まだまだ伸びしろがたくさんあるのでは?

この先ずっとこの職場で仕事をするとは限らないけれど、いま自分のやるべきことは、目の前の仕事に懸命に取り組み、結果を出すことだな、と思いました。

さいごに

子どもと過ごす時間は大切にしたい。特に今の時期はできるだけ一緒にいたほうがいいのかなと思います。

でも、やっぱり、私は自分の仕事を面白いものにしたい!と強く想っていて、その願いは無視することができません。

仕事の現場では、私自身の願いを実現させるために動く。家にいる間は子どもと過ごす時間を大切にする。メリハリをつけて、每日をワクワクして過ごしている姿を、娘にも見せていきたいと思います。

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