短時間勤務で精力的に仕事をしたら、本当は苦手だった業務に気づいた

私は過去に一度キャリアダウンしたけれど、もっと楽しく仕事がしたいので、これまでのゆっくり体質から、バリバリ動ける人へ方向転換をしている。

短時間勤務で使える時間が少ない中、これまで以上に精力的に仕事をしているのだが、だんだんと「今まで何も問題なかったけれど、本当は苦手だった業務」が浮き彫りになってきた。

なぜかというと、それは「時間をかければできた業務」だったからだ。

実は今まで、その業務に多くの時間をかけていると認識していなかったので、自分はこの業務は苦手だと、ハッキリ認識することもなかった。

私の場合は、関係者とのコミュニケーションをとることが苦手だ。

(これは社会人としてどうよ? と思うのだが、事実なので仕方ない)

日常的に「コミュニケーションをとろう!」と意識していないと、うまくできないのだ。

そして多くの業務を抱え、自分に余裕がない状態になると、コミュニケーションが疎かになる。短時間勤務だと、時間に余裕のないことが多いので、その傾向はいっそう強まる。

仕事をセーブする、という選択は?

だからこそ、余裕をもって事にあたることが重要だ、と多くの人は学び、仕事をセーブするようになる。

「自分のできることはここまで」

「これ以上業務量を増やすと周囲に迷惑がかかる」

と線引きをしてしまう。

こうして、自分のできる範囲内での仕事を選択する人が多くなる。

それも時には必要なこと、と思うのだが…

やり方を変える、という選択

私は「守りの姿勢」で自分の可能性を狭めたくない。やりたいと感じた仕事にはどんどんチャレンジしたい。

しかし、やりたい仕事には、苦手なコミュニケーションがつきまとうのが常。

十分な時間をかけられない状況になると、今までのやり方では、苦手な業務は到底できない。…そうなると、今までのやり方を変えるしかない。

これまでは、自分の力だけでどうにかしようとしてきたが、これからは、信頼できる方に相談しながら進めようと思う。

本当に得意なことを集中してやらないといけない

苦手なことまで一身に引き受け、一生懸命に取り組んでばかりいたら、目に見える結果を出すなんてとても無理だ。

しかも、不得意なことや、嫌いなことをやっていると、心が折れ、無力感に襲われ、「私はもう生きている意味がない」とすら思える。

本当に大切な人たちを幸せにするために、そして自分自身のために、私は本当に得意なことを集中してやらないといけない。

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