小さい子どもと暮らしていると、どうしても自分の作業が途中で遮られることが多い。
しかも、子の対応が終わってからも、ずるずると時間を過ごしてしまい、自分の作業をしていた時の集中力を取り戻すのが難しい。
仕事でやっていた「割り込みタスク」対策から考えたこと
そこで思い出したのは、仕事での「割り込みタスク」の多さに悩んでいた頃のこと。ひとり仕事に集中していても、途中で話しかけられたり、突発的な業務が発生したりしていたのだ。
その頃、私が「割り込みタスク」対策としてやっていたことは、以下の2つ。
- 「今やるべきことか、そうでないか」を見極めて対応する。
- 割り込みタスク後に、それまで行っていた業務にすぐに戻れる工夫をする。
子どもに関わる「割り込みタスク」は殆どが「最優先事項」だから、いちいち「やるべきかそうでないか」考えてる場合じゃない。
だから、2. を徹底的にやり抜くしかない。
再び作業に取り掛かるまでの流れをスムーズにして、中断される前の環境をすぐに取り戻す工夫を考えている。
中断前の環境に戻る工夫
今、具体的にどう工夫しているのかというと、
手帳にその日やることを手書きする、タスク管理アプリを使う
ぐらい。
- 手帳に手書きすることにより、頭へのインプット効率が高くなる
- タスク管理アプリを使うと「いま、何をやっているか」が明確化される
ただ、この2つは意志の力に頼らざるを得ないため、途中でしんどくなってやめてしまう(中断前の環境に戻れない)ことが多い。
さらに効果的な方法はないかと考えたところ、ひとついい方法を思いついた。
子どもに呼ばれたら、その場でタイマーをセット
何か作業をする際、タイマーを近くに置いておく。
そして、子どもに呼ばれたら、
30分後とかにアラームが鳴るように設定、
作業中の机にアラームを置きっぱなしにして、子どもに駆けつける。
…というのはどうだろう。
アラームが鳴ったら、作業中の机まで止めにいく必要があるため、思い出すのに有効ではないか?と考えている。
まだ試したことはないが、一度やってみて効果を確かめたい。
さいごに
小さい子どもを育てながら、中断前の環境に戻るのは、たやすいことではない。
ひとりで、あるいは組織で仕事をしていた頃に比べると、ハードルがだいぶ高く感じる。
私の場合、そもそも何をやっていたのかを忘れてしまうことが多いから
どこかで「ハッと気付く」仕掛けをつくることにする。