dマガジンやKindle Unlimitedなど、定額制で一定数の雑誌が読み放題になるサービスがあります。
最新情報をざっと知ることができるのは、確かに魅力的ではありますが、私の場合は性格から見ても、利用しないほうがいいと判断しています。
私は、好奇心が旺盛なほうで、新しい情報に触れているのが好きです。雑誌が大好きで、近くに雑誌があれば、つい手に取って読みふけってしまいます。
ただ、私は、たくさんの情報に囲まれてしまうと、思考停止してしまう傾向があります。
何かを選択しようとするときに、たくさんの選択肢があると、頭の中が混乱して、かえって、何を選んだらいいのか、わからなくなる。そんな状況と似ています。
今は、動けなくなる状況を減らしたい。だから、情報を気軽に手に入れられる機会も、できるだけ少なくしたいのです。
自分の大切な時間を、情報収集に費やしたくない
ついつい、雑誌をみてしまう、というのが慢性的になってしまうのが怖いです。
新しい情報に触れるのを常としていると、次から次へと新しい情報を追い求めてしまいます。そうなると、いくら時間があっても足りません。
自分の大切な時間を、情報収集に費やしたくありません。
あえて「不便さ」を選択することは、時に武器になる
なので、雑誌は、読みたいものを、読みたい時だけ読むことにします。
書店へ行って購入するか、図書館へ行くかしないと読めない状況をあえてつくります。私の場合はいったん購入したら何度でも読んでしまうので、わざわざ図書館へ行って読むくらいがちょうどいいかも、と思っています。
雑誌を端末で気軽に読める状態と比べると、はるかに面倒。でも、面倒と感じることは、時に武器になると思っています。
自分の生活を情報発信者にコントロールされてしまいがちなこのシステム、
あえて不便を選択することは、それと引き換えに、自由を手に入れられると思っています。