ほんの小さな雑務を行っていただくだけでも、かなりラクになることを実感した。
今回、とあるメンバーに「封筒にパンフレットを入れてもらう作業だけ」をお願いしたら、
以降の自分が行う作業が、驚くほどスムーズに進んだ。
実は、ほんの小さな雑務であっても、多段階のステップが潜んでいる。
たとえば「封筒にパンフレットを入れてもらう」では、
・封筒を探す
・封筒を必要数取り出す
・パンフレットを探す
・パンフレットを必要数取り出す
・封筒の中にパンフレットを入れる
と、少なくとも5ステップ以上の工程を踏む。
ほんの小さな雑務であっても、
自分のやるべき作業が、5ステップも無くなるわけだから、
体感としてはかなりラクになるのだ。
身近な人に何かをお願いするとき、
枠組みを整え、依頼内容を明確に定義しなければならないと思っていた。
ほんの小さな雑務をお願いするのだったら、それほどハードルは高くない。
誰かに仕事をお願いすることに慣れていない場合は、
ほんの小さな雑務をお願いする、という
小さなステップから始めるのがいいのだろう。