頭で考えてばっかりで、なかなか行動できない。
有益な情報をどんどん集め、ためていく習性がある。
…という習性を持つ私が、インプットの機会を減らしてみたところ、アウトプットへのハードルがだいぶ下がったので、今回はその話をしようと思う。
インプット過多はアウトプットの障害になる
私は、インプット過多になってしまったら、かえってアウトプットの障害になるのではないか、と考えている。
今は(特にネット上に)本当に、たくさんの情報が溢れている。
情報収集に走ってしまうと、情報があまりに溢れているばかりに、収集することが目的化してしまう。
情報を得ることで、安心感が得られる。それは中毒のようなもので、依存症のようなものになってしまい
結果、ますます行動できなくなってしまう。
情報を見ているだけでも、意外と頭(体力)を使うのだと思う。
アウトプットにはさらに頭(体力)を使うので、次々とたくさんの情報を浴び続けた後、さあアウトプットしよう!と思っても、もう体力が残っていないからできないや…となってしまうのではないか。
インプットの機会を意図的に減らす
私は体力がないので、次々と入ってくる情報には、シビアにならなければならない。
いまは、安易に情報を受け取らないようにしている。
ネットに触れるのは、本当に必要な情報を取りにいく時だけ。
次々と新しい情報が入ってくるシステムから距離を取る。
(この1ヶ月で、登録していたメールマガジン(無料有料問わず)、有料マガジンをほぼ全て解除)
インプットの中心を、書籍などの紙媒体を中心にする。ついでの情報に翻弄されないだけでなく、眼にも優しい。
インプットを減らしたことによる効果
日々、頭の中に入ってくる情報を制限したことで、私の頭の中に余白が生まれた。
それまで、頭の中が雑念だらけだったのが、自分の行動にフォーカスできるようになり、
余白をつかって、ブログでの発信内容を考えられるようになった。
アウトプットへ向けてのハードルが、だいぶ下がった感覚がある。
また、家族にきちんと向き合い、子育ての時間をじっくりと味わえるようになった。
これは嬉しい。
さいごに
私たちが日々、受け取る情報量は、年々高まっている。そのため、情報の流入をどこかでコントロールしなければ、情報に翻弄されるだけの人生になってしまうのではないか。
勉強熱心で情報収集を怠らない人にこそ「インプットの機会を意図的に減らす」ことをおすすめしたい。