私は、持ち物などのセンスがいいと言われたことがあります。
なぜそうなったのか?を分析すると、
私には良いものを選ぶ力がある、という訳ではなく、
センスのいい人を追っかけることが好きで、ついやってしまうので、自然とセンスのいいものの情報が集まったのだと思います。
センスのいい人が、自分と価値観が近い人だと、最高です。
その人がおすすめするモノやコトって、自分も好きになることが多いですから。
自分と価値観が近い人をどうやって見つけるか?
そして、その人物を通じて、どう楽しみにつなげていくのか?
これまでの行動を振り返り、まとめました。
「自分と価値観が近い人」はどこで見つけているか
私の場合、本や雑誌(書店)、カフェ、ギャラリー、セレクトショップで見つけることが多いです。
10年前くらいまでは、ネットで見つけることもありましたが、現在、誰もが簡単に情報発信できるようになったからこそ、質の悪いサイトも増えているため、かなり難しくなっていると感じています。(それでもやる時には、「自分が心底好きな場所やモノ、コトを紹介しているサイトを検索し、ヒットしたサイトをたどる」こともありますが、時間と体力を消耗する割に成果が上がりません。もっといいやり方があるのかもしれませんが、残念ながら、私はそのやり方を知りません。)
例えば、暮らしまわりのセンスの良い人を書店で見つけたい場合、
暮らしジャンルの書籍や雑誌も参考にしますが、
一見関係のなさそうな、ビジネス書、ビジネス雑誌(日経ウーマンとか)なども、覗いてみるのもいいです。
意外と、センスのいい人物が大切にしていることや、暮らしや仕事への姿勢、考え方や生き方が書かれていることがあるため、「自分の価値観に合う人物」を見つけやすいかもしれません。
自分が大好きなカフェで、価値観の近い人を発見することも、とても多いです。
そのカフェの雰囲気が好きなら、その雰囲気に合うモノやコト、人物が、自然と集まってくるものだと思います。
カフェに置いてある本やフライヤーを覗いてみる、カフェで開催されるイベントに参加してみる。そこで気になる人物が出てきましたら、店主さんに話を聞いてみるのもいいかもしれません。
お気に入りのセレクトショップがあれば、店主さんの価値観が表れている場所なので、店主さんに注目してみるのがおすすめです。
そして、もし…会ってみたい人がいて、会える機会があれば、ぜひ会ってみることをおすすめします。場所が限られるので難しいこともありますが、やはり、リアルで会うのが一番いいです。人となりが雰囲気からわかるのです。
「自分と価値観が近い人」と出会うために心がけること
価値観が近い人…その人の生き方、考え方に共感し、なおかつ、持ち物に一貫性があり、センスがいい人を発見するために、私が心がけていることがあります。
- 日頃からアンテナを張っておく
- 見極めの基準を持っておく
ひとつずつ、説明します。
日頃からアンテナを張っておく
価値観が近い人との出会いは、ある日突然、意外な場面で起こることもあります。
だからこそ、日頃からアンテナを張っておく、というのはとても重要だと思います。
周囲をよく観察してみる。
気になる人物が近くにいたら、声をかけてみる。
好奇心を持って、毎日を過ごすことが大切だなと思います。
見極めの基準を持っておく
その人物が、何を大切にしているのか?どんな世界を目指しているか?
というのは重視しています。
たとえば私の場合、基準としていることは
- 誠実であること
- 整理整頓されてスッキリしていること
であります。
それが結果的に、文章の読みやすさであったり、モノの使いやすさなど、その人物の作品に触れたときの心地よさに表れると思っています。
暮らしの楽しみにつなげる
気になる人と出会ったら、次のステップとして
その人物が情報発信している媒体を、徹底的に調べます。
掲載紙やメディア掲載情報に至るまで、すべてチェックします。
(これは私がかつてやっていた方法です。今は手間がかかりすぎるので、それほど熱心にやっていませんが…徹底的に調べると、人となりが浮かび上がり、ますますファンになることが多いです。)
そして、その人が勧めているものは、試してみます。おすすめの場所があれば、出掛けてみます。
そこで、さらなる出会いがあるかもしれません。
出掛けた先のカフェで、店主さんに近くのおすすめのお店を教えてもらったり。
そうやっていくと、楽しみがどんどん増えていきます。
まとめ
価値観が近い人を見つけよう!と思って見つけるのは大変ですが、出会ってからは、徹底的にファンになると、暮らしが楽しくなると感じています。
その人のおすすめを、自分の暮らしにどんどん取り入れていく。素晴らしい着眼点やおすすめを、自分の暮らしに採り入れることで、自分もセンスがよくなったり、暮らしをレベルアップすることができます。