忙しくしていないといけない、だなんて。
新入社員のころ、会社にいる時間はすべて、他の社員よりも業務が慌ただしくない自分に引け目を感じていた。
上司から質問しろ!と怒鳴られていたので なりふりかまわず、先輩をとっつかまえては、質問していた。
忙しくなければならない 忙しい“フリ”をしなければならない
それはいつしか、仕事をするうえで、非常に「窮屈な」ものとなった。 忙しくなくても、つい雑務をとっつかまえては、忙しくしてしまう。 やらなくてもいけない雑用に走ってしまう。
職場だけじゃなく、家でも、 いろんな仕事をとっつかまえては、つぎつぎとこなしていく自分がいた。 そう、忙しい自分を演じるために。やらなくてもいい家事を延々とやり続けるのだ。
クリエイティブなアイディアを、何も考えずに。
ちょっと、考える時間を持とうじゃないの。
立ち止まって、自分はいま、何をしたいのかを考える。 忙しい自分を演じているときは、何も考えなくてもよかったから ある意味、楽をしていたのかもしれない。
自分が何をしたいのか?が、すぐに思いつかなくなっていた。 それだけ、自分の感情を、大事にしてこなかった、ということだ。
イマココの自分が、直感で感じることに従って動いてみよう。