我が家は、オートロック付きの集合住宅です。
ある日、出勤前にゴミ出しをしたのですが、
ゴミが大量にあったので、一回戻ろうとしたところ
家の鍵を部屋に忘れてしまいました。
我が家はオートロックなので
鍵がないと、家に入ることができません。
同居する家族を呼ぼうと、呼出ベルを何度も押しましたが、何も反応なし。
そりゃそうですよね、
朝の6:30ですから、まだ眠っています。
そのとき湧き上がった感情を、冷静に見つめてみると
そのとき、家族に対し、この状況をどうして理解してくれないのか、
なんで私ばっかりがこんなに頑張っているのか、
という感情がむくむくと出てきました。
しかし、ふと思った。
あれ?
なんで私はこんなにカリカリしているの?
ゴミ出しを忘れないように、がんばらなくてはいけない
ダメにならないように、がんばらなくてはいけない
という意識(思い込み)が根底にあるんじゃない?
と、気付いたのです。
思い込みの苦しさを、自分で和らげてみる
そこで、
「別に頑張らなくても、あなたの価値は変わらないから、大丈夫だよ」
と、自分自身に声をかけてみることにしました。
不思議とそれだけで「あーそれでいいんだ」「頑張らなくても、何とかなるんだ」と思え
て
心がだいぶ軽くなり、
家族への怒りが鎮まっていきました。
その日1日を、穏やかに過ごすことが出来ました。
心がざわついたら、それは自己探求のチャンスだ。
怒りの感情が出てきたときや、落ち込んでしまったときなどには、自分の深〜い意識にある思い込みに気付きやすいのではないかと思います。
そのとき、心の中に浮かんだ言葉や気持ちを、ただそのままノートに書き記す。
それだけでも、後で振り返ったときに、多くの気付きを得ることが出来ます。
私は今日の出来事のように、これからも、心の奥底にある「思い込み」をどんどん解放していきたいと思います。