朝の身支度の動線を整えるだけで、3割の時短につながった。

朝の身支度の動線を整えるだけで、今まで30分もかかっていた身支度の時間を、20分に減らすことができました。

具体的には、

  • 翌日の洋服を掛ける場所をつくる
  • 寝室からのモノ運びをスムーズにする
  • より便利な位置にツールを置く(リモコン、メイクパレット)

をすることで、朝起きてからの動線がスムーズになりました。

工夫をするまでの過程を、ここに書きます。

Step1. 朝起きてからの作業と動線を振り返る

私の場合、朝起きてからの流れはこうです。

起きる
布団の中で手足をグーパーする
耳栓をしまう
掛け布団をたたむ
寝袋とブランケット、携帯電話を持ってリビングへ移動する
エアコンを入れる
お湯を沸かす(身なりを整えながら、お茶を淹れるなど、朝活をするための準備をしています)
着る服を準備する
顔を洗う
着替える
お風呂を掃除する
お風呂に湯をはる予約をする
パジャマをしまう
ポットでお茶を淹れる
ポットとマグを机へ持って行く

部屋の間取りは、キッチンと脱衣所(洗面所)は近いのですが、リビング奥にある机までは距離があります。

今まではリビングへ行ってエアコンのスイッチを入れ、その日に着る洋服を寝室へ戻って取りに行き、リビングで着替えて、顔を洗いに洗面所へ行く…と部屋のあっちこっちを動き回っていました。

でも、リビングと脱衣所を行ったり来たり、はしたくありません。

Step2. 動線のスムーズ化

翌日の洋服を掛ける場所をつくる

脱衣所に翌日の洋服を掛けるフックを付けました。

着替える場所は、朝の動きを考えると、脱衣所が一番スムーズだからです。

100円ショップのかもいフックを使って、洋服を掛ける場所をつくりました。ここは普段、生活動線からは見えにくい場所。

朝に着る服を、前日のうちに決めて、ここに掛けておきます。

寝室からのモノ運びをスムーズにする

寝室からリビングへのモノ運びに、仮置き場所をつくりました。

冬の間、就寝時と朝活をする時に寝袋を使っているので、寝袋を持ち運んでいます。イスに座ったまま寝袋にくるまっていると暖かいんですよね…

寝袋はかさばるので、そのままでは脱衣所に仮置きできません。今まではわざわざリビングまで運んでいましたが、できるだけ行ったり来たりしたくない…

そこで、大きめのエコバッグに寝袋をしまい、寝室から移動。着替えの間は、仮置きのフックにかけておくことにしました。

洋服を掛けるかもいフックとは別に、脱衣所入り口にフックを取り付けました。

最後、机に向かうときに、寝袋バッグをもっていけばOK。

▲ 今回、脱衣所まわりに取り付けたフックです。

より便利な位置にツールを置く(リモコン、メイクパレット)

身支度の手に届きやすい場所に、リモコンとメイクパレットを設置しました。

冬の早朝は寒いので、まずはエアコンをONにするのですが

今まではリビングの奥に、エアコンとリモコンが一緒に備え付けてあった(たいていの賃貸物件はそうだと思います)ので、スイッチを押すのにわざわざ、奥まで行かないといけませんでした。

そこで、リモコンのみ、脱衣所↔キッチンの通り道にある、食洗機の壁に貼り付けました。

超強力タイプの両面テープを使って、強力マグネットを貼り付けます。

▲ 食洗機の壁にリモコンを取り付けました。ついでにメイクパレットも貼りました。

効果

これだけで、今まで30分もかかっていた身支度の時間を、20分に減らすことができました。

朝起きてから、何着ようか迷ったり、あちこち動き回ったりしなくていいので、身支度に集中できるようになったからです。

テキパキと進むのがとても気持ちがよく、朝活もよい気分でスタートできるようになりました。

さいごに

暮らしの中の不便を取り除くことで、自分の時間(朝活にかけられる時間)も増やすことができて、本当に嬉しいです。

改めて、事前の仕込みはとても大切だと考えさせられます。

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