娘が生まれてから1年くらいは、思うように本を読むことができませんでした。本を読みたい気持ちはあるけれど、日々の生活を回すので精一杯。本を読むどころではない!
そんな中、どうしても読みたい本を図書館で発見。借りて読んでみたら、とても楽しい。もっと読みたい!
この出来事がきっかけで、月に1冊読むか読まないか、というペースだったのが、月2〜3冊のペースで本を読めるようになりました。
あえて図書館で本を借りる
あえて図書館で借りることで、集中して本を読む、という環境を作り出すことが出来ます。
図書館の本は、2週間ぐらいしか借りられません。ずっと読みたかった本が手元にあっても、返さなければいけない日は、必ずやってきます。
それがとてもよい本であったとき、中途半端にしか読めなかったら、手放す瞬間は後悔が残るし、悲しくなります。そうならないためにも、最後まで本を読もう、という気持ちになるのです。
また、私はもともと、図書館で本を借りて、返却する、という流れが苦手です。「本を借りる」と同時に「本を返却する」という未来のタスクが増えることが、横着な私にとっては負担だからです。
これを逆に利用すれば「わざわざ面倒な図書館通いをしているのだから、せっかく借りた本は読まないと」という気持ちになるものです。
(今は、子育ての合い間を縫って、労力をかけてわざわざ図書館へ出かけているのだから、なおさらです)
図書館を利用するときの心がけ
一度に借りる本は2冊までと決めています。
他に借りたい本があっても、2冊まで、を徹底的に守ります。
何冊もあるのを中途半端に読み進めるよりも、厳選した2冊を、2週間のうちに、集中して読み切ることの方が大切だと思っています。
さいごに
図書館をうまく利用することで、今までよりも本をたくさん読めるようになったのは、嬉しいです。
「本を返却しなければならない」という強制力は、なかなか良いものだと実感しています。
読みたい本が常に手元にあると「いつでも読める」。それは言い換えると「いま本を読まなくても、いつでも読める」ということ。
それだと、いつまで経っても本を読めないものかもしれません。