私はここ数年で、人生は流されたほうがうまくいくこともある、と思えるようになった。
いいや、流されているように見えるけれども、実は自分が望む方向へ運ばれている、といったほうが近い。
この本では、「宇宙におまかせ!」と比較的ライトな語り口で書かれているが、自分の変容を起こし、奇跡を起こすために必要なレッスンが書かれている。
本書の構成は以下のとおり。
ステップ1 やらなくてもいいことをやめ、制限をはずす
ステップ2 自分を大切に扱い、「受け取ること」に慣れる
ステップ3 よけいな思考を手放し、宇宙に同調する
ステップ4 チラッと思ったことを、実現させる
ステップ5 魂の声を聞き、自動的に奇跡を起こす
理想なんて所詮「自分の頭でしか考えられないこと」
理想ってどうしても、自分が知っていることを前提に考えてしまうんですよね。
だから、それにとらわれていては、想定外のことや、思った以上のものを受け取ることができない。
そこで、
「思った以上の人生になる」
と決める。
そうすることで、自分の可能性を無限大に広げることができる。
人生は、日常のささいなきっかけで変わる
毎日使うお箸が、とっても使いやすくて、持つだけで幸せな気持ちになれるものだったたら、使う度に幸せな気持ちで一杯になる。
だったら、それを持つことを、自分に許す。
たとえば、箸ひとつを使うにしても、自分がいいと思ったものを選んで、使う。
その積み重ねが、自分らしい生き方をするためのレッスンとなるのだ。
思考のおしゃべりを止めて、静かに自分自身と向き合う時間をつくる
それには、瞑想が効果的だ。
1日のうちに、わずか数分でも、思考から離れる時間を持つだけで、至福の時間を味わえるようになるのだそう。
そこで今日、5分間時間を計り、瞑想を行ってみました。思考のおしゃべりがだんだんと遠のき、無が広がる。
穏やかさが広がる。心身ともにゆったり、落ち着いている。それはとても、豊かな時間だと感じました。
毎日の習慣にしたい。
最後に 誰もがもともと、ありのままで完全な存在。
「わたしはよくやってきた。どんなにすごいことも受け取って当然です」
と自分に言ってあげること。
これを読むだけで、涙が出てきてしまいました。
自分は十分豊かな存在なんだと感じること。
誰もがもともと、ありのままで完全な存在であること。
その満たされた感じをいつも持っていたいものです。