コーチングは何と、愛に満ちあふれているものであろう。

コーチング、最近なぜだかとても気になっています。

どういうものなのかよく分かっていなかったのだけれど、なんだか、明るい未来や将来、というイメージが思い浮かぶのです。

まずはコーチングについて知ろうと、手始めに下記の本で学んでみることにしました。マンガ形式で読みやすい。

傾聴のスキル

コーチングでは、コーチがクライアントと関わることで、クライアントの目標へ向けて前進するのを促したり、クライアント自身が持ってる真の願いを引き出したりする。

そのための数々のスキルが本書で紹介されていましたが、中でも「傾聴のスキル」が最も私の心に響きました。

そのスキルとは、簡単に言うと、クライアントが抱える問題にフォーカスを当てるのではなく、クライアントさんそのものに焦点を当てる、というもの。

私たちはふだん人と会話するとき、その人に焦点を当てて話を聴いて・・ということは、あまりないと思うのです。それぞれが自分のことを話したり、会話中にも「自分は○○と考えている」と感じていたり・・つまり、意識が自分の方向に向いているんです。

コーチングでは、相手が話す内容だけでなく、表情や声の抑揚、しぐさなどからクライアントの全体を見るのだそう。自分のことは横に置いておいて、相手の気持ちに焦点を当てて聴く。

クライアントはそのような姿勢で話を聞いてもらえると、とても安心感を感じ、次第に自分の内なる願いも口にするようになるかもしれないです。

パワフル・クエスチョンで、実現したい未来に近づける

コーチはセッション中に「Yes」「No」で答えられない質問をすることがあります。

この本の著者も「あなたが自分の望むような人生を生きられるとしたら、10年後どうしていたいですか」という問いで、人生が変わったと話します。

このようなパワフル・クエスチョンは、一見ただの質問では?と思えるのですが、想像以上にパワフル。クライアントが自分の本当の思いに気づくきっかけを与えてくれるので、より自己実現に近づけるようになるとのこと。

私自身も自分を変えたいともがいているのですが、そのようなときは自分の価値観の枠から出られず、いつも同じことの繰り返しでモヤモヤしてしまいがちです。

コーチングは、そのような状態から、新たな考え方や可能性に自分自身が気づき、人生を切り開いていける可能性を感じました。

まとめ

コーチングの手法を簡単に学び、何だか愛にあふれている・・・という印象を持ちました。

特に傾聴の技術は、クライアントの自己肯定感を高めるものでしょう。私も出来るようになりたいと思います。

そして、私も実際にコーチを受けてみたい!と思いました。

この記事を書いた人