「地に足をつける」
「グラウンディング」
ここ数日、これらの言葉が、私のこころに響いています。
エニアグラムで自分の傾向をつかんだ
最近、「エニアグラム」という概念を知りました。
9つの性格タイプ分類に基づいた、自己成長のシステムです。
今、この本を読んでいます。
いろいろな性格タイプを学びながら、自分はどうだろう?考えると
どうも、タイプ5(観察する人)の可能性が高いです。
エニアグラムで興味深いのは、ストレスを受けたとき・成長するとき それぞれで、ふだんの状態とは違う特徴があらわれる点です。
たとえば、タイプ5は基本的に内向的で、ものごとを離れて見るところがありますが
ストレスを受けると、意識が散漫になり、さまざまな考えや活動に飛びつくのだそう。
そういえば私はよく、いろんなものが欲しくなり、いろんなことをやりたくなります。
そして、それを手に入れるために、いろんなことに手を出してしまうのです。それも一貫性をもたず、目についたところから次々と。
・・それって、私にとっての、ストレス時の状態なのでは?
なるほど。そんな状態でいろいろやっていても、結局は自分の身にならないんだなぁ、と思いました。
自分の感覚に意識を向けてみる。
ストレス状態にあっても、ちょっと深呼吸して、心を落ちつかせてみましょう。
マインドフルネスの状態になるもよし。
自分がやっていて、しみじみ幸せを感じられる瞬間を思い浮かべたり。
美味しいお料理を味わっているとき、
生活のために必要なものを作っている時間、
友人と笑いながら語らう時間、
自分のペースで何かを進めているとき、
・・・
それは、豊かで優しい時間。
喜びといった感覚を取り戻すと、今するべきことに集中できそうです。
地に足をつけて、本来の感覚を取り戻したい
ついつい、あれこれ考えてしまうので、エネルギーが頭に集中しがちです。
そこで、エネルギーを足元へ下ろしてみる。自分の感覚に耳を傾ける。
いまやっていることは、自分の好きなこと? こころからたのしいと感じる? と自分に問う。
日常のなかに、そうする癖を身に着けたいと思いました。