2020年6月、私は育児休業から職場復帰した。
職場復帰の事前に管理職との面談をおこない、事前に業務内容を把握した上で復帰したものの、復帰直後は本当に大変だったので、ここに記録を残しておく。
休業前よりも大幅に仕事が増える
私は休職前に所属していた部署に戻ることになった。
仕事内容も、これまでやっていた業務(事業A)を引き続き行うことになり、それについては問題なかった。
が、その業務に加え、他の事業(事業B)の一部も担当することになってしまった。つまり、休業前よりも大幅に仕事が増えたのだ。
部署全体の業務が増えているところだったので、これは致し方ない。コロナ禍で雇用不安がある中、仕事があるのは有り難いことである。
業務の全体像がわからない!
そして、一緒に仕事をするメンバーががらりと変わった。
「事業B」について、上司と私ともうひとりの、3名のチームで仕事をすることになったのだが、ほぼ全員(上司も含めて)、この事業に関して経験がほとんど無かった。私は少しだけ経験があったものの、担当業務については未経験の部分が多く、いちから勉強しなければならない状況だった。
私はまず、業務の全体像を掴まなければ、と考えた。上司ですら業務の全体像を把握していない状況で、どうやって仕事を進められるのだろう?
しかし、私ももうひとりのメンバーも、目の前の日常業務をこなすのに精一杯で、業務時間中は業務の全体像を把握したり、やるべきことをリスト化する時間がまったく取れない。
そこで、「事業B」の前の担当者に対し、業務引継をしてほしいと、言葉できちんと申し出た。担当者が変わる前に業務引継を行うのは当たり前のことだと私は思うが、意外と出来ていないところは多いのではないか。後日、前の担当者はきちんと引継の時間を取ってくれたので、ここでやっと「事業B」の全体像が把握できた。
言葉できちんと業務引継を求めるのは大切だと実感。
全体像がやっと把握できてから、しばらくの間は、朝の時間や休日を中心に、やるべきことの洗い出しとスケジュール(全体像)の確認をおこなう日々が続いた。
(続く)