この本には、著者の本多さんが子どもとの暮らしと真剣に向き合った記録として、少しでも生活をラクにするためのヒントや、心の持ちようなどが、ギュッと凝縮されています。
悩みながらも日々思考錯誤している様子が、いまの自分と重なり、「私だけじゃないんだ」と思える。いますぐマネしたい工夫がいっぱいの一冊です。
(前著『赤ちゃんと暮らす』も、読むごとに新しい発見のある、見応えいっぱいの一冊です。出産前、端から端まで目を通しました。)
感想をひとことで言うと
「育児はしんどい、を受け入れて、前へ進もう。」
育児はしんどいです。
それでもやっていけるのは、子どもが可愛くて仕方がなく、日々成長していく姿を見るのが愛おしいから。
抱っこしている間は、とっても幸せで。
でも、私はもともと、何かに集中しているときに中断されるのが苦手なタイプ。
自分の作業がいつも途中で中断され、何もかも中途半端になってしまうので、しんどいわ〜と思ってしまうことも、しばしばあります、実は。
でもこの本を読んで、しんどいと思っててもいいんだな、と思いました。
そう思っている自分を受け入れると、
「それじゃあ、次の週末は夫に頼んでリラックスする時間をつくろう」
と、次の行動に移すことができるようです。
家を整えて、楽しくしたいと思えた
収納とインテリアも整えてみたい。家にいる時間が長いのだから、少しでも快適に、楽しくしたいと思いました。
4ヶ月になった娘のために、まずは、リビングにゴロンと出来るスペースを作ろう、と思いたち、フローリング床に敷くジョイントマットを探しているところです。
インテリアについては、先日、私の母が買ってくれた雛人形を飾ったら、心がワクワクするのを感じて。
ここ数ヶ月、暮らしを楽しむ余裕が無かったから、このひとときのおかげで、すっかり心がほぐれました。
これからも無理せずに、楽しみを少しずつ、暮らしに盛り込もうと思います。
さいごに
育児は体力勝負、目の前のことで精一杯の毎日。だからこそ、時々息抜きできる環境を整えて、気分良く過ごしたいと思います。
こんなに子どもとべったり過ごせるのは今だけなのだから、できるだけ、ゆったりした気持ちで子どもと向き合いたいのです。