目の前がまっくらだったあの頃の私を振り返る(1)

私は、高校を卒業するまで新潟に住んでいた。

特に楽しくない毎日を、繰り返す以外に方法が無いと思っていた。

 

大学進学と同時に家を出て、住む場所もガラリと変えた。

世界が広がり、付き合う人が変わった。

根拠はないけれど、自分の可能性は無限だと信じられた。

そんな大学時代は、毎日が本当に楽しかった。

目の前がまっくらだったあの頃は。

就職が決まり、大学があった場所とはまた別の場所に住むことになり。

大学時代の友人と離れた。

 

職場で人間関係がうまくいかない。

パワハラ、いじめのようなものにあった。

悩みに悩んで眠れない。

仕事中に眠くなると怒られる。仕事もテキパキできなくて怒られる。

 

もう、何をやっても怒られる状態。

怒られる恐怖と隣り合わせで、毎日ビクビクしながら生きていた。

当然、自分の力を100%出し切ることなんてできない。

自分の意見を言ったら殺されそう。

同期より成長が遅れて、そのことについて責められるのがつらかった。

 

職場の先輩や両親から「頑張れ!」と言われる。

新入社員というのはそういうものなんでしょうか?

それも本当につらかった。


でも、ここで生きていかなくてはいけない。

働かなかったら、食べてはいけない。

いまつらいと思ってたら、もっとつらいであろうこの先も生きてゆけない。

だから毎日、がんばって生きていた。


1日が終わる度に、

「ああ今日も無事に1日が終わってくれて本当によかった」

とほっとする。そして次の日を怯えて迎える・・

 

毎日が、まるで生き地獄でした。

死んでしまったほうがはるかにラクなんじゃないかと、何度も思った。

(続く)