頭痛薬をやめて頭痛を治そう! by 陣内敬文さん〜改めて薬漬けの時代を振り返る

半年前くらい前まで、多いときは週に1〜2回頭痛に悩んでいたのが、今では月に1回程度にまで減りました。

以下の記事で、頭痛薬をやめる決心をしてから、体調はどんどんよくなっていったのです。

頭痛のときに、なるべく鎮痛剤を飲まないように過ごしたい | すこやかで心地よい暮らしづくり

今日この本を読んだのですが、やはり、頭痛薬は良くないと確信。あの時、薬をやめずにずっと飲み続けていたらどうなっていたんだろう、と思うと・・・ぞっとします。

「薬物乱用頭痛」の恐怖

頭痛薬を乱用し、脳の痛みを抑える神経が破綻すると、頭痛に対する痛覚の閾値(いきち)が低下します。そうなると、ちょっとしたストレスでも頭痛が起こるようになります。

薬によって脳幹から、快楽物質といわれる脳内物質のドーパミンを放出し、発作時の痛みを和らげます。薬によって痛みがなくなる「快感」を知ってしまうと、頭痛が起きるとすぐに頭痛薬を飲んでしまいがち・・そういう人は多いと思います。

薬の乱物作用が起こると、頭痛の頻度が高くなり、ますます薬に頼ってしまう・・という悪循環が起こってしまうのです。しかも耐性化が進むので、薬が効きにくくなるのです。

薬漬けだった頃の自分を振り返ってみた

頭痛体質は随分改善しましたが、昔の自分はまさに「薬物乱用頭痛」だったと思います。

頭痛薬を飲むと、痛みが和らぐだけでなく、ドーパミンの効果により、幸せな気分になるのが心地よくて、頭痛のときはすぐに薬に走っていました。

頭痛薬の消費量はかなりのものでした。良くないですね・・・

おまけ:頭痛ダイアリーをつけてみよう

この本では、頭痛日記をつけることを勧めています。

そういえば以前、頭痛外来へ行った時に紹介を受けていた事を思い出しました。

頭痛ダイアリーをつける事によるメリットは、自分の頭痛のパターンが分かること。

どんなときに頭痛になりやすいのかが浮かび上がってくるので、頭痛になりそうな状況が予想されるときに、効果的に予防が出来ます。

また、頭痛外来を受診したときに、医師に症状をわかりやすく説明することができます。

私もつけてみようかと画策中。

http://www.jhsnet.org/dr_medical_diary.html

まとめ

この本を読んで、周囲が「頭痛薬は飲まない方がいい」と口を揃えて言っていた理由がよくわかりました。

これからも薬に頼らず、工夫して頭痛に向き合っていきたいと思います。

この記事を書いた人