家や会社にこもって何かを作り出したり、作業をしたりすることは、とても豊かな時間だと思います。
ですが私の場合、ずっと同じ場所にいると、なぜだか、閉塞感を感じてしまうことがよくあります。
特に、
家でやるには、重い腰を上げる必要があるとき
思い切った決断が必要なとき
苦手なことをやるとき
疲れて休みたい気分だが、もうひと踏ん張りしたいとき
ずっと同じ場所にいると、いつもの思考パターンや行動パターンにはまってしまい、やるべきことがなかなかできないのです。
そんなとき、カフェはとっても役に立つなぁ・・! と思うのです。
いつものパターンから「少し」外れる
私はちょっと郊外のカフェが好きです。古民家、いい景色を望める場所、静かで落ち着けるところを好んでいます。
そこに足を踏み入れると、
・いつも家で聴かないような音楽が流れている
・目の前に広がる景色がいつもと違う
この空間で、豊かな時間を過ごすことが大好き。頭も心も解放されて、ふわりと、なんだか幸せ気分でいられます。
すると、
「家ではなかなかやれなかった、○○をやってみようかな」
「思い切って友達に連絡してみようかな」
などという発想が生まれることがあります。
私も昨日、日中はいろいろ作業をしていて夕方疲れていましたが、もうひと踏ん張りしたいとカフェへ入ったら、心地よくて、閉店までの2時間くらい、作業に没頭することができました。
これが、「いつもの行動パターンから、少し外れる」ということなんじゃないかと思います。
集中できる
家にいると、あれやらなきゃ、これやらなきゃとなってしまう。
例えば、洗濯物が目につくと、気になるから片付けたい、となったり、食器を片付けたらいつの間にか他のことをしていたり、・・・
立ったり座ったりで、ひとつの作業になかなか集中できません。
でも、カフェにいると、基本、席にじっとしているでしょう。
あっちこっち動き回らないでしょう?
そうしていると、いつの間にか、目の前のことに向かっている。集中できるんです。
他のお客さんがいて、ほどよい緊張感があるのもポイント。それが心地良いのは、誰かから突然、話しかけられることが無いから。みな、思い思いの時間を自由に過ごすことが許されているのです。
日常のなかに、ちょっとだけ非日常を
いつもの思考パターン、行動パターンから外れると、今まで考えもしなかった発想が湧いてきたり、いままでやれなかったことがふと出来るようになる。
私はその瞬間を味わったり、集中できる環境で目の前のことに集中したりすることがとても好きです。
なので、日常のなかに、ちょっとだけ非日常を入れ込む、ということを心がけています。
カフェほど手軽に非日常を体験できる場はないと思っているので、これからも何度も足を運ぶことになるでしょう。
この記事で使用した写真は、埼玉・幸手にあるカフェ、cafe bagel chocoで撮影しました。