岡澤悦子さんは、暮らしまわりの器をつくる陶芸家です。
以前「暮らしのおへそ」という本に掲載されていて、白いピッチャーの佇まいがとてもとても素敵で、いつか手にとってみたいなあ・・・! とあこがれを抱いておりました。
(vol.17 に掲載されています)
調べたら、アトリエをときどきオープンしているとのことで、旅程ともちょうど重なり、訪問に至ったのでした。
フラット♭ という響きがすてきなアトリエの様子
アトリエは、りんご畑に囲まれた、静かな場所にありました。
入り口の近くには、白いうつわがきれいに並んでいました。
(写真を撮り忘れた・・)
そして、工房の中を見学させていただくことに!
ものづくりの現場が好きなので、こういうの、とってもわくわく♪
工房には、ろくろがふたつ並んでいました。ひとつは人力で動かすもので、うつわの縁などにゆらぎが生まれてなんともいえない味わいになるのだそう。
カフェオレボウルは人力ろくろでつくられているとのことで、あとで現物を見てみたら、わずかに歪んでいて、柔らかい雰囲気になっていました。
作っている途中の作品が規則正しくならんでいる様子は、清々しいです。
窓の外に広がる紅葉も見事でした。
釜を見せていただきました
ちょうどタイミング良く、釜も見せていただきました。
釜の中には、高温で焼かれたあとのピッチャーがたくさん入っていました。
ここで、器がつくられていくのだな・・・
ものが生み出される工房、とても魅力を感じます。
まとめ
お話を伺うなかで、使いやすさ、便利さを大切にしているという、ものづくりのポリシーも感じることが出来ました。
器を通じて人々にやすらぎの時、豊かな時間を提供しているんだと思うと、胸が熱くなったのです。
白いピッチャーをひとつ、連れて帰りました。